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キャリソル総合病院IT設備導入のお知らせ
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公開:2025.04.04
更新:2025.04.08

DX化に取り組んでいるキャリソル総合病院では、「早期警戒アラート発報システム」を導入いたしました! |
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目次
当院は2020年10月から病棟にて先進的な技術を取り入れたスマートホスピタルの運用を開始していました。
病棟で看護師業務の大半を占める患者さんのバイタルサインの計測や記録業務を効率化するために、通信機能付きバイタルサイン測定機器を導入しています。
機器をモバイル端末にかざすだけで計測値を自動で入力できるようになり、大幅に効率化されています。

これにより確保できた時間は、患者さんの身体状態の観察や説明時間にあてられるようになり、医療の質の向上と患者さんの安心につながったと考えられます。
さらに向上させるために「早期警戒アラート発報システム」導入します。
患者さんの容態悪化の予兆を早期に発見し対応できる医療安全に寄与するICTです。
バイタルサインの測定値や心電図モニターからの測定値を集約し、自動判定した急変リスクを医療者へ通知します。
当院では2021年より、本格的にICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)を活用したDX化に取り組んでいます。
導入されているシステムの1つである遠隔画像診断システム(Join:ジョイン)は、医師が自宅等にいながらモバイル端末でCT画像等を確認することができます。
チャット機能を使えばメンバー間の情報連携や遠隔地から処置室へ具体的な医療指示を出すことも可能です。
夜間救急対応時においても、処置室の医師等が遠隔地にいる上級医からの判断・指示を受けて処置ができるため、受け入れ数を増やせるようになります。
提供する医療の安全・質を向上させ、患者さんが安心して当院を受診できるようになるとともに
膨大な量の仕事を抱えるスタッフたちに効率的な業務設計を進め、各自の負担軽減に努めています。