求人の探し方
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公開:2025.04.03
更新:2025.04.07

いざ転職をしようと思っても、どう求人を探せばいいのか迷ってしまう人もいるでしょう。
自分の希望にあう求人を探すためにどうすればいいのか、探し方や応募企業の見極め方をご紹介します。
転職の目標を決めよう
やみくもに求人を探していると、統一性のない応募になってしまい、良い転職を果たすことができません。
まずは「どうして転職したいのか」と現状から変えたいこと、不満に思うことを明確にして、「何を変えたいのか」と転職によって叶えたいことをしっかり把握しましょう。
「転職の目標」が決まったら、次に自分の中で「絶対条件」「希望条件」「譲歩できる条件」と条件の優先順位を決めます。
【例】
Aさんの場合
総合病院勤務の看護師。
残業が多く、身体的な負担が大きい。小さい子供がいるが、なかなか家族の時間が持てないことが悩み。
家族がいるので給与は減らしたくない。
転職の目標 | 「残業を減らしたい」 |
絶対条件 | 「残業少ない」「完全週休2日」「近所」「夜勤なし」 |
希望条件 | 「扶養手当あり」「前の給与と同程度の給与」 |
譲歩できる条件 | 「職場の規模」「施設の新旧」「所属部署や診療科」 |
Bさんの場合
クリニック勤務の看護師。
給料が安いことが不満。長年勤めるも昇給がわずか。残業代で稼げるなら残業はあっても良い。
できれば家が駅まで遠いから職場までバイク通勤したい。
転職の目標 | 「給料を上げたい」 |
絶対条件 | 「前給与より高い給与」「賞与昇給あり」 |
希望条件 | 「マイカー通勤あり」「ガソリン代支給」 |
譲歩できる条件 | 「職場駅近」「福利厚生」「夜勤あり」 |
Cさんの場合
訪問看護ステーションの看護師。
引っ越しに伴い通勤が困難になってしまった。
同じ業種で働きたいが通勤しやすい近場で再就職したい。パートでも良い。
転職の目標 | 「近所で就職」 |
絶対条件 | 「通勤20分以内」 |
希望条件 | 「マイカー通勤あり」「ガソリン代支給」 |
譲歩できる条件 | 「交通費あり」「雇用形態」 |
転職の目標が決まったら条件に沿って転職活動をしていきましょう。
転職の流れは「目指す目標に沿って求人を探す」→「応募する」→「面接を受ける」という3STEPです。
求人検索のやり方
求人を探すときは先ほどの条件をもとに探します。
絶対条件と希望条件を入れ検索をかけ、検索結果次第で希望条件を減らしたり、見直したりします。
立地・通いやすさを重視する場合
キャリソルは地域限定の求人サービスです。
そのため、近場の求人を探しやすくなっています。
まず登録時に希望通勤時間を設定します。
検索結果はこの通勤時間が反映されます。
さらに場所を絞る場合は、まず検索条件の変更で最寄り駅を設定し、検索しましょう。

給与・雇用形態を重視する場合
まず検索を変更する画面の「雇用形態」の「変更する」を選択し、希望の雇用形態を入れて絞って検索します。
求人票の給与欄では「〇〇円」「〇〇円~」「〇〇~〇〇円」等様々な表記されています。
給与に幅がある場合はその人のスキルや経験をもとに算出されるため、その中で上下するということです。
希望給与が上限の金額を下回っているようであれば応募候補から外しましょう。
幅の中に給与がある場合は交渉次第で変動しますので、他問題なければ応募してみることをお勧めします。

譲れない絶対条件がある場合
これがないなら就職しない!というような譲れない条件がある場合は「特徴」の欄で希望条件を設定しましょう。
また、あったらいいなという程度だとしても希望があれば設定しておいたほうが理想の職場が見つかりやすくなります。もし検索結果が0件であれば、少しずつ条件を緩めていきましょう。

その中から他の希望条件に当てはまるものをピックアップしていきましょう。
また、希望条件の内容によっては交渉次第で変わるものもありますので、すべて当てはまらなくても気になるところがあれば応募してみるのも良いでしょう。
企業研究をしましょう
上記で検索して出てきた結果の中で、応募しても良さそうな求人がいくつか見つかったら、次にその応募先企業について調べてみましょう。
同じ業界、同じ業態だとしてもそれぞれ経営方針や働きやすさは異なります。
応募先のHPやクチコミから実際の業務内容や経営理念を調べる他に、社風なども調べておくといいでしょう。
自分の価値観に合った働き方ができるのか、社風が自分に合うのかどうかというところが長く勤められる職場の決め手になります。
キャリソルでは実際にその企業で働いている方から口コミをいただいております。
ライフワークバランスはとれるのか、教育はあるか、施設はきれいか、働きやすいか…実際の職員さんたちの声を見てみましょう。
企業インタビューでは完全な第三者であるキャリソル編集者たちが客観的に見た現場をお伝えします。
ぜひご参考にしてください。
転職に迷ってしまった時
どうしても転職に踏ん切りがつかないとき、求人の条件が決まらないときは一度立ち止まって自己分析をしましょう。
「転職したいな」と考えたきっかけは何だったのか、何がいやなのか、現状の打開には転職しかないのか、「一番変えたい」ことは何なのかを考えましょう。
また自分の強み・スキルは何なのか、何ができるのかをはっきりさせることで狙うべき職場が見つかるかもしれません。自分の能力にあった応募先であれば、採用される確率は高く、入社後もやりがいを感じられる可能性があります。
それでも目標が定まらないときは、逆に「どうしてもやりたくないこと」は何なのかを考えましょう。
やりたくないことがはっきりすれば、おのずと避けるべき職場が見えてきます。
無意識にでもいやと思うことを避けることによって、なんとなく入ったけど向いていなかったという事態を避けることができるでしょう。
ブラック企業にいかないポイント
「 求人票の見方 」では求人票の正しい見方をご紹介していますが、ブラック企業にいかないために気を付けるポイントは3つあります。
給与の詳細を確認しましょう
ブラック企業に行かないためのポイントの一つ目は「給与の詳細を確認すること」です。
求人票に書いてある額面の金額だけを見て判断せず、どういう内訳でその金額が算出されているのかを必ず確認しましょう。
額面が高くても、基本給が低ければボーナスに期待ができないでしょう。
逆に基本給が高すぎれば残業代が含まれている場合もあります。
最終的にいくらの年収がもらえるのかも確認しておきましょう。
福利厚生を確認しましょう
ブラック企業に行かないためのポイントの二つ目は「福利厚生を確認すること」です。
法定外福利厚生と言われる各企業が独自に設定している福利厚生にどんなものがあるのかというところを確認しましょう。何があるといい、というよりは充実していればしているほどその企業は従業員に還元する考えがあり、働きやすさにつながってくるためです。
また、社食や補助があればその分負担が減ることもありますので、自分に有利なものがあるか確認しましょう。
残業や休日を確認しましょう
ブラック企業に行かないためのポイントの三つ目は「残業や休日を確認すること」です。
残業がどのくらいあるのかというのは求人票からだとわかりづらいものです。
しかし、みなし残業があるか、残業代は固定残業代としてついているのかなどを確認することである程度予測することができます。また、年間休日は何日あるのか、有給はあるか、有給の取得率がどのくらいかをできる限り確認しましょう。基本は年間105日が最低ラインとなるということを覚えておきましょう。
現場の事実はわからないものですので、気になる求人があれば、必ず応募先企業のクチコミをチェックしておきましょう。
まとめ
転職を成功させるにはまず「転職の目標」をはっきりさせることが大事です。
自分の中で叶えたいこと、譲れない条件をしっかりと把握して理想の職場を探しましょう。
自分に合う長く勤められる職場を見つけるクチコミや企業HPを使ってできる限り調べて、ブラック企業に入らないように気を付けましょう。